不動産にかかる相続税｜土地や建物の評価額計算方法について

不動産を相続する際には多額の相続税や面倒な手続きがあります。しかし事前に対策をしておくことによって不動産にかかる税金やトラブルを防ぐことが可能です。今回は不動産にかかる相続税を土地、建物に分けて解説をしていきます。

■不動産にかかる相続税、土地の場合
不動産にかかる相続税は土地と建物の相続税評価額を参考に決定します。土地の場合の相続税評価額は「路線価方式」と「倍率方式」の2つに分けて考えることが出来ます。まず路線価方式ですが、この方式は土地の目の前にある道路にそれぞれ「路線価」という評価額がついており、この路線価に面積をかけて計算していくことになります。そしてこの路線価がない場合には倍率方式を用いて、一定の倍率に面積をかけたものが評価額になるのです。

■建物の場合の評価額
建物の場合の評価額は固定資産税評価額を用いて計算していきます。固定資産税評価額は固定資産税の計算のもととなるもので、土地の場合にはおよそ公示価格の7割と言われています。この評価額を用いて建物の評価額を計算して、最終的に土地の評価額と合算していくことになります。

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