会社設立・起業支援

新たに会社を設立する際には、どのような会社形態で設立するのかといったことが大変重要になってきます。
新たに設立できる会社の形態には①株式会社、②合同会社、③合資会社、④合名会社の四種類があり、これらの会社形態にはそれぞれ出資者の責任や組織体制などの特徴があります。
この中で特に設立されることの多い①株式会社と②合同会社について、以下でご説明します。

■株式会社
株式会社は、現在最も設立数の多い会社形態であり、日本にある会社の8割以上は株式会社の形態で業務を行っています。
株式会社の特徴としては、他の会社形態と比べて社会的信用度が高く、事業を拡大しやすいなどといった点があげられます。
一方デメリットとしては、合同会社などと比べて経営の自由度が落ちることや、そもそも会社を設立する際にかかる費用が他の会社形態と比べて高いことなどがあげられます。

■合同会社
合同会社は2006年に施行された会社法により新たに創設された会社形態です。
そのため、まだ全体の総数自体は少ないものの、新規に会社を設立する際には株式会社に次いで選ばれることの多い会社形態です。
合同会社の特徴としては、出資者が経営者となるため株式会社と比べて柔軟な経営ができる点や、設立にかかる費用が株式会社と比べて低い点などがあげられます。
一方デメリットとしては、株式会社と比較した場合に信用度がやや劣る点や、株式発行による資金調達ができない点などがあげられます。

会社設立は個人でも行うことができますが、設立に必要な手続きや書類には複雑なものが多く、専門的な知識が必要になる場面も少なくありません。
最もふさわしい形で会社を設立するためにも、会社の設立を検討する際にはまず税理士や司法書士などといった専門家に相談することがふさわしいといえます。

当事務所では、千葉県を中心に東京都、神奈川県からのご相談を幅広くお受けしております。電話、FAX、メールでのお問い合わせも可能です。
会社設立に関してお悩みの方は長谷川文男税理士事務所までご相談ください。